子育てのイライラを解消する方法！｜オンラインのカウンセリングならメンタルサポート陽だまり

こんにちは。

メンタルサポート陽だまりの心理カウンセラー（公認心理師）、井上よしえです。

子育て、家事、仕事…忙しい毎日を頑張るあなたに、

こころ軽く、笑顔で、自分らしく毎日を送るためのヒントをお届けします。

カウンセリング（枚方・オンライン）とこころの講座を通じて、あなたの人生が楽しく、自分らしく輝くお手伝いをいたします。

一つづつ詳しく解説していきます。

１．自分の感情を理解する

怒らない子育ての基本は、

「自分の感情に気づいて、上手に付き合うこと」です。

でも、実はこれがなかなか難しい…。

子どもが何度も同じことを繰り返したり、忙しいときに限ってぐずられたりすると、どうしてもイライラしてしまうこと、ありますよね。

ここで大切なのは、「怒らないようにしなきゃ！」と無理をするのではなく、「あ、今わたし、イライラしてるな」と気づいてあげること。こころのストレスって、気づかないうちにじわじわ溜まってしまうので、まずは「今の自分の気持ち」に目を向けることが大事になってきます。

２．冷静なコミュニケーションを意識する

感情的にならずに、子どもと落ち着いてコミュニケーションをとること。

これって、子どもとの関係をぐんぐん良くするための大事なポイントなんです。

私もそうでしたが、忙しい毎日の中で、ついカッとなってしまうこともあるし、「冷静に話すなんて無理…！」と思ってました。

でも、少し角度を変えて、「伝え方」を意識するだけで、子どもとの会話がぐっとスムーズになるんです。

例えば、「なんでそんなことするの？」と聞かれると、大人でも責められているような気持ちになりますよね。

代わりに、「今のこと、どう思った？」と聞いてみると、子ども自身が「自分の行動」を考えるきっかけになります。

こころの仕組みとして、人は「否定される」と心を閉ざしやすくなるんです。

でも、やさしく問いかけることで、子どもも安心感を持って、気持ちを話しやすくなるんですよね。

３．ポジティブな言葉を使う

否定的な言葉をできるだけ減らして、ポジティブな表現をこころ掛けること。

これも、怒らない子育てにはめちゃくちゃ大事。

例えば、子どもがコップの水をこぼしたとき、「なんでこぼしちゃうの！」と叱るより、

「こぼれちゃったね。次はどうしたらうまくできるかな？」と声をかけるだけで、子どもの受け取り方は大きく変わります。

子どもが間違った行動をした場合も、その行動を否定せず、どのようにすればよいのかを具体的に伝えることが大切です。

「ダメ！」と否定されると、大人でもちょっと落ち込んじゃいますよね。

子どもも、否定され続けると「自分はできないんだ」と思い込んでしまうことも…。

でも、「こうしたらもっと良くなるよ！」と伝えれば、「次は頑張ってみよう！」と前向きな気持ちになれるんです。

ポジティブな言葉は、子どもの自己肯定感をじわじわと育てる力があります。

ちょっとした言い回しを変えるだけでも、ぐっと安心感が生まれますよ。

４．子どもの視点を理解する

子どもの立場に立って考えてみることって、大切なんですよね。

たとえば、部屋を片付けないとき。

「片付けなさい！」と言いたくなるけれど、「なんで片付けないの？」と聞いてみると、「遊びの途中だから」「どこにしまえばいいかわからない」なんて理由があるかもしれません。

子どもは大人とは違う視点で世界を見ています。

「どうしてわかってくれないの？」とママが感じているとき、それは子どもも同じかもしれません。

「ママ（パパ）にはわかってもらえない…」と感じると、じわじわと反発心が生まれることも。

だからこそ、子どもの気持ちに寄り添うことが大切なんですよね。

「わかってもらえた！」という安心感が信頼関係を育てます。

５．ルールと一貫性を守る

ルールを明確にして、一貫性を持つことも、怒らない子育てには大切なポイントの一つです。

ルールがあいまいだと、子どもは「今日はいいの？ダメなの？」と迷ってしまい、不安の中で行動することになります。

例えば、テレビの時間や宿題のタイミングなどの日常のルールを決めておくと、子どもも安心して行動しやすくなります。

一貫性を持って接することで「昨日はOKだったのに…！」という混乱も防げます。

６．ほめることを忘れないようにする

良い行動をしたときは、しっかり褒めてあげることが大切なんですよね。

褒められると、子どもは「これでいいんだ！」と自信を持ち、ぐんぐん成長していきます。

例えば、「お手伝いしてくれて助かったよ、ありがとう！」と伝えると、「またやろう！」という気持ちになるもの。

ママが喜ぶと、それが子どもにとっての安心感や自信につながります。

「○○してくれて助かったよ」「ママ嬉しいな」と具体的に伝えると、より心に届きます。

こうした積み重ねが、子ども自身の「自分の人生」に前向きな気持ちを育てていくことになります。

７．時間を作る

子どもとの時間を大切にしたいけど、忙しくて時間が取れない・・・

実は、親子の絆を深めるのに大事なのは「長い時間」よりも「質のいい時間」なんです。

例えば、夕食後にほんの5分だけ、一緒に本を読んでみる。

おやすみ前に「今日楽しかったこと」を話す時間を作る。

忙しくても、こういう小さな習慣を続けていくことで、安心感がじわじわと育まれていきます。

特別なことをしなくても大丈夫。

ゆるゆると、お互いがほくほくした気持ちになれる時間を作ることがかけがえのないものになります。

８．自分自身をケアする

怒らない子育てを続けたいけど、正直、毎日がんばり続けるのって大変ですよね。
気づかないうちに、こころのストレスがじわじわと溜まって、「もう無理…！」って思うこと、わたしもありました。

そんなときこそ、自分を労わる時間が大切なんですよね。
たとえば、好きな香りをかいでほっとしたり、温かいお茶を飲みながらぼーっとしたり。
ほんの少しでも「ふぅ～」と力を抜く時間があると、子どもに向けるまなざしもやわらかくなります。

それでも「もうしんどい…」と感じるときは、ひとりで抱え込まずにお話ししませんか？
カウンセリングで、こころをほぐすお手伝いをさせてくださいね。

怒らない子育てを続けるためには、親自身がほっと一息つける時間も大切なんですよね。

９．問題解決のスキルを教える

「もう！やめなさい！」
きょうだいげんかが始まると、つい言いたくなりますよね。

でも、ちょっと待って。
親がジャッジする前に、子ども自身に考えてもらうチャンスかもしれません。

「どうしてケンカになったんだろう？」
「どうしたら解決できると思う？」

こんな風に問いかけると、子どもなりに答えを探し始めます。
ときには「じゃんけんで決める！」みたいなシンプルな解決策が出ることも（笑）

大人がすぐに答えを出さずに、子どもと一緒に考える時間を大切にしてみませんか？

10．一緒に過ごす時間を楽しむ

子どもとの時間、どんなふうに過ごしていますか？
毎日が忙しくて、「やるべきこと」に追われてしまうこと、ありますよね。

でも実は、子どもにとっては「一緒に過ごす時間」が最高の贈り物なんです。
例えば、一緒にお料理したり、お散歩しながらおしゃべりしたり。
そんな、特別なことじゃなくても、「ママと遊んでる！」と感じるだけで、子どもはほっこりした気持ちになるんです。
子どもと過ごす時間に楽しさを共有することを大切にすると、親子の絆はどんどん深まっていきますよ！